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概要

自動更新は、タイムライン、オーディオスペクトル、カスタム入力などのさまざまなデータソースに基づいて構成変更をアニメーション化することができる素晴らしい機能です。

位置、回転、スケール、さらには色や不透明度など、さまざまなタイプの構成に使用することができます。

自動更新の設定

自動更新の設定には以下が含まれます:

  • モード:自動更新のデータソースです。タイムライン、オーディオスペクトル、カスタム入力などがあります。
  • 入力元:入力の開始値
  • 入力先:入力の終了値
  • 値の開始値:出力の開始値
  • 値の終了値:出力の終了値
  • カーブ:値の時間経過に対する変化を定義するカーブです。カーブエディタを使用してカーブを編集することができます。
  • サイクル時間:値が入力元から入力先まで移動するのにかかる時間です。アニメーションを繰り返したい場合に便利です。
  • フェーズ:アニメーションの時間オフセットです。たとえば、サイクル時間が同じ2つの自動更新があり、1つはフェーズ0、もう1つはフェーズ0.5の場合、2つのアニメーションは半サイクルずれます。
  • バンド:オーディオスペクトルを使用する場合、使用するスペクトルのバンドを制御します。

計算は以下のように行われます:

出力 = (値の終了値 - 値の開始値) * (入力値 - 入力元) / (入力先 - 入力元) + 値の開始値

入力値は常に入力元と入力先の範囲内にクランプされるため、出力は常に値の開始値と値の終了値の範囲内に収まります。

たとえば、構成が0から1までの範囲で、モードがタイムラインに設定されている場合、”入力元”が20、”入力先”が80、”値の開始値”が40、”値の終了値”が60の場合:

  • タイムラインが20%の場合、出力は1 * 40% = 0.4になります。
  • タイムラインが20%未満の場合、出力も0.4になります(クランプされるため)。
  • タイムラインが80%の場合、出力は1 * 60% = 0.6になります。
  • タイムラインが80%を超える場合、出力も0.6になります(クランプされるため)。
  • タイムラインが50%の場合、出力は1 * ((0.6 - 0.4) * (50% - 20%) / (80% - 20%) + 0.4) = 0.5になります。

オーディオデータソース

  • オーディオ振幅モードでは、現在のオーディオ出力レベルに基づいて構成値を変更することができます。
    • スムージング設定を選択して、出力を細かく調整することができます。
    • スムージング設定を高くすると、スムーズな出力が生成されますが、スムージング設定を低くすると、より高速な応答が可能です。
  • スペクトルバンドモードでは、オーディオスペクトルデータから出力を取得します。
  • 1024のバンドに分割されています。周波数の順に並んでいます。
  • 低いバンド番号は低音を表し、逆もまた然りです。

自動更新の値

アクティブな自動更新の値は、「シーン」メニューの「自動更新の値」リストに表示されます。ここでは、各自動更新の現在の値をすばやく確認し、構成を編集することもできます。